
カウンセリング・セラピーについて
日々の生活の中で感じる悩みや問題、ストレス、生きづらさ、そしてトラウマは、誰にでも起こり得るものです
悩みの原因や背景は人それぞれ異なりますが、こうした苦しみを感じること自体は、特別なことではなく、ごく自然な人間の反応です
カウンセリングについて
カウンセリングでは、クライエントが人間として誰もが抱える悩みや問題に向き合い、解決・解消していきたいという思いに寄り添いながら、現実的な視点を大切にして、一緒に考え、サポートしていきます
セラピーについて
また、カウンセラーによるセラピーでは、心の悩みやストレス、不安、うつなどの精神的・身体的な不調に対して、専門的な対話やアート、簡単な身体の動きなどを通じて心身に働きかけ、ケアと回復をサポートしていきます
カウンセラー池内秀行が提供するカウンセリング・セラピーについて
カウンセラー池内秀行が提供する心理カウンセリング・セラピーでは、クライエントお一人おひとりの状態や状況に応じて、カウンセリングとセラピーの両方のアプローチを統合的に活用し、現実的な視点を踏まえつつ、心と身体の両面から、クライエントのペースを尊重しながらクライエントのニーズに応じたテーマに取り組んでいきます。そして、ニーズに応じて現実的な悩みや問題の解決や軽減とQOLを高めていくことにも取り組んでいく、生活と人生全体のバランスを大切にしたオーダーメイドのカウンセリングを提供しています
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングの目的
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングは、パートナーとの関係の悩みや問題を解決したい、二人の関係をより良いものにしたいと願うお二人が一緒に受けるカウンセリングです
悩みや問題、お二人にニーズにや、それぞれの心身の状態やストレス状況によっては、セラピーのアプローチも取り入れ、心身のケアとお二人の関係性のケアも提供していきます
セラピーのアプローチは、恋愛関係や夫婦関係など、パートナーシップに関する悩みや問題は、二人の協力関係や心理的・感情的・身体的な親密さを育むための機会としても提供していきます
例えば、次のようなお悩みがある場合、カップルカウンセリングは役立ちます。
- 生活のことや仕事、子育てなど、現状の生活に不満を感じることがある。しかし、話し合いをしてもうまくいかず、そもそも話し合いができないこともある
- 現状の二人の関係に対して、不満を感じることが多い
- 同棲を始め、さらに結婚してから、それまで感じたことのない生きづらさを覚えるようになった
- 同棲を始め、さらに結婚してから、以前から感じていた生きづらさをより強く意識するようになった
- それぞれ、相手との関係の中で自己肯定感を持てず、自分はダメなんだ、自分が悪いんだと感じることが多い
- パートナーに不安や心配事を伝えても、同情や共感を示してくれることはなく、悩みや困っていることを軽く扱われたり、冷たい態度を取られることがある
- 一緒にいると常に緊張感が高く、冗談も言えず、とげとげしい関わりが日常になっている
- 自分の弱さや弱点を相手に見せると、バカにされたり、批判されたりする
- どんなに良いことがあっても、パートナーとの関係では、最後には嫌な思いをして終わることが多い
- いつも何かを我慢して頑張っているのに、報われていると感じられないことが多い
- お互いに敵意や軽蔑を込めた態度で接することが多く、何かを相談しても批判されたり攻撃されて、傷つくことが多い
- 相手を頼ったりサポートを求めることができず、すべて自分一人で抱え込んでいるように感じることが多い
- 状況によっては相手に敵意を抱き、「いなくなればいいのに」「死ねばいいのに」と、自分でも信じられないようなことを思ってしまうことがある
- DV(ドメスティックバイオレンス)やモラハラに当たるかどうかで言い争いや喧嘩になることがある
このような悩み以外でも、さまざまなご相談をお受けしています
初めての方でも安心してご相談いただける環境を整えています。
二人の悩みや問題が上記に当てはまらなくても、どうぞお申し込み・お問い合わせください。
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングで取り組むこと
カップルカウンセリングでは、以下のような課題に取り組みます。
- パートナーとの人間関係に関する悩み
- 子育て・仕事・生活など、協力して進めることを妨げている課題の解消
- 二人の関係に影響を与えている家族関係や、他者との人間関係、または現実的な問題の解消
自分自身や相手との関係性をより深く理解し、お互いに相手の立場に立って、その心情を理解しながら、状況を把握し、お二人が望む関係を築いていくために、どのような方法が役立つかを一緒に考え、協力して課題解決に取り組むプロセスを丁寧にサポートしていきます
また、別れたい、離婚したいといった二人の関係解消に関するご相談についても、双方が建設的な解消を望んでいる場合には、そのプロセスを丁寧にサポートしていきます
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングはどのように役立つのか
二人で話し合って解決するのが基本という考え方
日常的には、「二人の問題は二人で話し合って解決するもの」、という考え方が一般的です
確かにその通りで、二人のことを二人で話し合えることは基本です
ご夫婦や恋人同士の関係には、他の人間関係とは異なる親密さがあり、二人の関係を親密なものにする「二人だけのプライバシー」が存在します
このプライバシーを互いに共有し、協力して守ることも、二人の関係において大切です
現実には、二人で話し合うことが難しかったり、負担を感じる内容もあるのが現実です
そうは言っても、二人で話し合うことが難しかったり、テーマによってはうまく言葉にできなかったりすることは、誰にでもあるものです
実際、二人だけでは解決が難しい問題や、話し合うこと自体が負担に感じる場面もあると思います
こうしたことは、どんな人間関係でも自然に起こることであり、決して誰かと比べて劣っているわけでも、恥ずかしいことでもありません
たとえば、
- 物事の判断基準や価値観、優先順位が異なる場合
- 大切にしている信念がぶつかる場合
- 健康に関する考え方の違い
- ジェンダーバイアスなどの無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)が影響している場合
- DVやモラハラなど暴力が関係している問題
- 人としての存在価値に関わる問題 など
こうしたことは、カップルでなくてもデリケートであり、モヤモヤ感や大きな葛藤が生じやすい内容です
そのため、二人だけで話し合うことがとても難しくなるものです
また、お互いに違いや葛藤がある時のコミュニケーションスタイルの違いにより、うまく話し合いができないこともあります
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングの価値
こうした現実をふまえ、カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングでは、専門知識とスキルをもったカウンセラーがサポートしながら、行き詰まった関係性をほぐし、問題を理解し、二人でも協力して解決する力を育み、
二人の関係性そのものを、お互いの望む良い関係性にしていくことを目指していきます
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングを受ける、そのハードルの高低差
一方が提案して「カウンセリングを一緒に受けてみよう」と応じてスムーズに申込みをされるカップルは、私のところでは、以前は全体の約1割程度でしたが、2024年頃から3割くらいになってきています。
この3割の方々は、主に
- 自分自身がカウンセリングを受けた経験がある
- 海外生活の中でカウンセリングを身近に感じていた
- 家族や友人にカウンセリングを受けてよくなった当事者がいる
- 専門家に相談するのも解決手段の一つという価値観をもっている など
カウンセリングに馴染みがあったり役立つことを知っている方たちです
しかし、多くの方は、実際にカップルカウンセリングを受けようと決めるまでには、さまざまな葛藤があるのが実情です
例えば、
- カウンセリングに対する不安(何をされるのか分からない)
- 夫婦や家族の問題は人に話すのが恥ずかしいという意識
- 批判されるかもしれないという不安や、自責感
- 家族の問題は解決しないという過去の経験からくる思い込み などです
また、普段から他者の相談を受ける立場にある人(医療・教育・福祉などの職種や経営者や管理職などの立場の人)ほど、
「自分が相談する」という発想自体に抵抗を感じることもあります
人の相談を受ける側に慣れている方にとっては、自分自身のことを相談すること自体に抵抗がある、という人たちもいらっしやいます
このように、カップルで話し合うことが困難な背景には、さまざまな要因があります。
それでも、「相手のために」「自分のために」「一度だけなら」など、悩み考えた末に申し込まれています
一方が深く傷ついている場合
悩みや問題の内容によっては、一方が深く傷つき、混乱し、ダメージが深刻なケースもあります
そのような場合、カップルセッションにこだわって無理に二人で受ける必要はありません
傷つけた側でも、傷つけられた側でも、
サポートを得たいと思う側の方が、個人セッションをお申し込みください。
モラハラやDV加害側の特徴
モラハラやDVを行う側の当事者には、次のような特徴が見られます。
- 自分自身の課題に無自覚である
- 問題の責任を相手に転嫁する傾向が強い
- 「自分の言う通りにすればいい」という支配的なスタンスを取る
- 他者への相談や協力を否定・禁止する傾向がある
そのため、モラハラやDVの被害を受けている側は、支援を求めることはもちろん、他者に助けを求めること自体が非常に難しい場合もあります。
このような状態の場合は、無理にカップルセッションを選ぶ必要はありません
個人セッションをお申し込みください
カップルカウンセリング・夫婦カウンセリングのプロセスが進んでいくと…
最初は話し合いがうまくいかず、行き詰まりを感じていても、カウンセリングの中で気づきが生まれ、誤解が解けていくと、
- 日常生活でのコミュニケーションが改善する
- 本当に伝えたかった気持ちや想い考えを伝えられるようになる
- お互いのニーズや大切にしていることが見えてくる
- 言いたくても言えなかったことが、少しずつ言えるようになる
こうした積み重ねによって、日常生活でのコミュニケーションも噛み合うようになり、分かり合えたり、協力し合える関係性に変わっていきます
そして、同時に現実的な悩みや問題の解決や解消も進んでいきます
なかには、カウンセリングを通してお互いに多くのことを話し合えるようになり、関係性の変化を経て、発展的に関係を解消し、別の形でつながりを選択されるカップルもいらっしゃいます
最後に
初めての方でも安心してご相談いただけるよう、環境を整えています。
セッションは、
対面セッション(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)と、オンラインセッション(Zoomなど)をお選びいただけます。
全国・海外からのご利用もあります
最初の問い合わせやお申し込みは、どんな人も「大丈夫かな?」など不安を感じたり、勇気が必要だったり、人それぞれ、いろいろ感じるのは、人として自然な感情です
このページにあなたのお悩みや相談してみたいことが記載されていなくて、「こんな相談も大丈夫なのかな?」と思うことも、お申し込み、ご相談お待ちしております
プロカウンセラー池内秀行
2025-05-08改訂
セッションルームのご案内
セッションルームは、東京・恵比寿ガーデンプレイス内にあるマンションの一室になります
住所は目黒区になりますが、渋谷区(恵比寿、広尾)と目黒区と品川区の行政界に位置しています
渋谷区恵比寿と品川区上大崎(長者丸)は隣接しており、渋谷区広尾、港区白金は近隣になります
最寄り駅は恵比寿駅、目黒駅です
広尾駅、白金台駅、中目黒駅からも徒歩圏内です
カップルセッション・夫婦カウンセリング料金のご案内
セッション時間 | セッション料金(税別) | セッション料金(税込) |
60分 | 21000円 | 23100円(税込) |
90分 | 28800円 | 31680円(税込) |
120分 | 36800円 | 40480円(税込) |
延長10分毎 | 3000円 | 3300円(税込) |
各種カウンセリングご案内
Wrote this article この記事を書いた人
プロカウンセラー池内秀行
個人やカップル、家族や友人同士での心理カウンセリング・セラピーを提供しています。個人の生活や人間関係や家族関係、恋愛・夫婦関係などカップルの関係性の改善、仕事の悩みや問題の解決、感情的な悩み、自分自身のこと、ストレスによる身体症状、生きづらさ、トラウマの癒しなど、日頃のちょっとしたことから深刻なことまで、ご相談内容に応じたオーダーメイドのカウンセリングを提供しています。初めての方も安心してお越しいただける環境を心掛けています。お気軽にご連絡ください。