人として成熟する|感情の回避行動を手放し自己効力感を育む

人として成熟する|感情の回避行動を手放し自己効力感を育む

感情との付き合い方が成熟の鍵

こんにちは。カウンセラーの池内秀行です。

人として成熟していくために役立つこととして、感じるのを避けがちな感情との付き合い方を身につけていくことがあります。

私たちが使う「感情から逃げる方法」

感じたくない感情を避けるため、私たちはいろいろなことをしたりしなかったりしています。

そのバリエーションはいろいろあります。

例えば、

  • 「他の仕事や遊びなどを入れてスケジュールを埋め尽くす」
  • 「やたらスマホをいじる」
  • 「お酒を飲む量が増える」
  • 「やたら食べる」
  • 「SNSや動画を延々と見続ける」
  • 「買い物に走る」
  • 「必要以上に寝てしまう」

などです。

回避は根本的な解決にはならない

ところが、こうした方法は、元々の感じたくない感情を生み出す物事に対処しているわけではないので、気を抜くとそれは再びやってきます。

また、紛らわす方法によっては健康上の問題や経済的な問題、日常の人間関係の問題など、生活上の困りごとや悩みを増やして、QOLを低下させる要因になっていることも多々あります。

適切な方法で向き合うことの意味

嫌だけど向き合って、必要なことに適切な方法で対処していくことで、体験的にわかっていくことがあります。

それが人を成熟させていくリソースになります。

ここで言う「適切な方法」とは、自分や他者を傷つけない方法、建設的な方法を指します。

具体的には、信頼できる人に話を聴いてもらう、日記やノートに気持ちを書き出す、専門家のサポートを受けるなど、自分の感情を安全に扱える方法です。

向き合うことで得られる力

向き合いたくなくても、否応なく向き合うタイミングが来ることもあります。

そんな時、もし準備ができていると感じられたら、一歩ずつ向き合ってみることで、気づいていなかった自分の力や能力に気づくこともあります。

適切な方法で向き合うと、自分に優しく接することも身につき、健全な自己効力感や自己肯定感も育まれていきます。

大切なのは自分に優しく、自分のペース

ただし、感情との向き合い方やそのペースは人それぞれです。

特に深い心の傷や大きなストレスを抱えている場合は、一人で向き合おうとせず、カウンセラーや医療の専門家のサポートを受けることが大切です。

無理に向き合おうとするよりも、まずは安全で安心できる環境を整えることが優先されることもあります。

自分に優しく、自分のペースを大切にしながら、必要に応じて適切なサポートを得ることも、成熟への大切な一歩です。

文責 プロカウンセラー池内秀行

Wrote this articleこの記事を書いた人

プロカウンセラー池内秀行

個人・カップル・夫婦・家族・友人同士など、幅広い人間関係やライフステージの悩みに対応する心理カウンセリング・セラピーを提供しています。人間関係の悩み、家庭内の問題、恋愛や夫婦関係に関する悩み、職場でのストレス、自己理解や自己肯定感の向上、不安・抑うつ・トラウマの癒し、生きづらさの解消など、多様なテーマに丁寧に対応いたします。クライアント一人ひとりの背景や課題に応じたオーダーメイドのカウンセリングを大切にし、初めての方でも安心してお話しいただける環境を整えています。海外在住の方や法人のご相談にも対応しています。Zoomなどを用いたオンラインカウンセリングにも対応しており、海外在住の方で日本語によるカウンセリングを必要としている方にも多くご利用いただいています。時差や言語の壁に悩むことなく、安心してご相談いただけます。東京を拠点に、全国および海外からのご相談にも対応しています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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